【フィリピン・マラテの治安】銃声を聞く?住んでいる間に起きた事件と防犯対策

かなえ
私はマニラにあるデラサール大学に交換留学をしており、4ヶ月マラテという地域に住んでいました。

今回はマラテに住んでいる間に身の回りに起こった事件と、女性が一人で住む際の身の守り方を紹介します。

マラテとは

マニラの国際空港NAIAから、車で30分ほどの場所にある地域。昼は混沌とした東南アジア感ある街並み。夜はキャバクラやクラブなどが立ち並ぶ歓楽街と化すのがこの地域の特徴です。

街並みはこんな感じです。

雨季は常時洪水です。交通渋滞もハンパない。
ジプニーやトライシクルなどフィリピンらしい乗り物で移動するのが普通です。

マラテは治安が悪いと有名で、マニラに支社を置く日本企業は、社員にマラテに行くことを禁止している会社もあるのだとか、、

一般的に日本人駐在員の方が住むBGCという地区は、オフィスビルとブランドショップが立ち並ぶ、綺麗に開発された街です。警察官が頻繁にパトロールしている、ジプニーの立ち入りを禁止しているなど、徹底して治安維持されています。マラテから車で20分ほどですが、同じ国とは思えないほど景観が異なります。

かなえ
それでは私がマラテに住んでいて、身の回りに起きた事件を紹介していきます。

わずか4ヶ月のマラテ滞在中に起きた事件

住んでいたマンションの真下で殺人事件

これは私が友人に「フィリピンって治安悪くない?」と聞かれたら必ず話すエピソードです。お昼頃、マンションの自分の部屋にいたところ、銃声のようなものが聞こえました。怖かったのでその日はマンションから出なかったのですが、facebookを開いてみると、友人が血を流した死体の写真を載せていました。。。

写真に写っている死体が倒れている道路はわたしの家のすぐ下であることがわかり、背筋が凍りました。なぜ殺されたのかはわかりませんでしたが、フィリピン人の友人曰く、銃声が聞こえるというのはそんなに珍しいことではないそうです。

ポリスと反政府組織の銃撃戦(友人談)

これは私と同じマンションに住んでいた日本人の友人が、ショッピングに出かけ帰り道に、銃撃戦を目撃したということがありました。私が見たわけではありませんが、友人曰く火花が光って見えたあとに音がして、すぐに身をかがめたそうです。その銃撃戦はどうやらポリスと反政府組織のやり合いだったようです。

同じ大学の学生がレストランにて銃で恐喝された事件

私の通っていた留学先の大学は裕福な家庭の子が多いので、目をつけられやすいです。この事件は学生4人でバーにて飲んでいたら、銃を突きつけられて恐喝にあったそう。先生から「昨日、学生4人で夜レストランにいたところ、うちの生徒が銃で脅され強盗にあった、気をつけてください」というニュースを聞きました。

幸い私は何も被害にあわなかった

ここまで書くとマラテには行きたくなくなってしまうかもしれません。実際、あまり推奨はできない地域ですが、私は夜BGCまで友人とクラブに行ったり、居酒屋でサッカー観戦したりと普通に遊んでいましたし、昼は1人で買い物に行っていました

かなえ
幸い、私は強盗にもスリにも合いませんでしたし、目の前で銃を見ることもありませんでした。

これはただ単にラッキーであったことと、犯罪に最大限気をつけていたこと、半々の結果だと思います。以下では身の守り方について紹介します。

犯罪からの身の守り方

麻薬取引編

ドゥテルテ大統領が就任してから、薬の取り締まりが非常に厳しく、数千人が殺されていることはよく報道されています。このドゥテルテ大統領の一掃作戦の効果については賛否両論なので意見は控えますが、未だに麻薬の売買が蔓延っているのは事実です。そこで気をつけておきたいことが以下です。

気をつけること

✔️居酒屋やクラブでは一度目を離したドリンクは飲まない。

これはアメリカに行っている友人たちもよく言いますが、トイレに行った後に同じドリンクを飲むことはしないでください。何か入れられている場合があります。

✔️水タバコ、シーシャは吸わない。

居酒屋で安く吸えるところがありますが、微量の薬を入れられていることがあるそうです。

スリ・強盗編

ジプニーの中でスマホや財布をスり、窓から逃走するといった強盗も多いです。そこで私が気をつけていたのが以下です。

気をつけること

✔️着飾らない

現地の人は日本人のように凝ってメイクをしたり、ブランドものを身につけたりしません。できるだけ目立たないようにしていました。

✔️最新のiPhoneの機種は極力持っていかない。

フィリピンではiPhoneは古い機種を使っている人が多いです。万が一最新機種を街で使う場合は十分注意してください。

✔️街で仲良くなった人を安易に信用しない。

これはフィリピン人の優しさに魅力を感じる私としては悲しいですが、身を守るためには必要な意識です。強盗犯は日本人が金を持っていて騙されやすいと考えているため、街で道などを親切に教えてあげ、その後睡眠薬を飲み物に混ぜて飲ませ、身はがしにするという事件が起きています。

タクシー編

フィリピンは電車がほとんどないため、移動手段はほとんど車です。マニラに住む以上、タクシーは使わざるをえないですが、トラブルの温床であるのも事実。以下で十分に対策しましょう。

気をつけること

✔️なるべく女性1人では乗らない。

特に夜は絶対に1人で乗らないようにしましょう。マニラの他の地区で、女の子が夜中タクシーに1人で乗り、運転手に強姦、その後殺された事件があると先生に聞きました。

✔️Grabを使う。

Grabでは運転手が顔写真と名前を公開しなけらばいけないので、下手にぼったくったり、悪いことをしにくいです。その上便利ですので、私は白タクはほとんど使いませんでした。

✔️ぼったくられても運転手と喧嘩しない。

ぼったくられたら勇敢に怒る方がいますが、フィリピンではやめた方が良いです。運転手が銃を持っており、手を撃たれたという事件を聞きました。交渉する際は慎重に、場合によってはお金を多く払っても仕方ありません。

最後に

わたしはフィリピンに着いて最初は、上記のような治安の悪さに加えて、信号が壊れていて少し歩くだけでも車に轢かれそうになったりと、なんてひどい国だ、とても住めない、と思いました。しかし、わたしが治安が良い国に生まれたことはただの偶然で、死ぬ確率が格段に違う、命の重さが違うという世界の不条理について、色々と考えるきっかけになりました。

しかしそうはいっても、やはり海外で何か事件に巻き込まれるのは出来るだけ避けられるよう、気をつけなければならないのは確かだと思います。そのためにも今回は悪い点ばかりを書く記事となってしまいましたが、フィリピンはとても魅力ある国なので、それを楽しむためにも、ぜひ身を守ることは徹底していただきたいと思います。そしてその魅力を発信する記事も是非読んでいただけると嬉しいです♪